【桜川市】雨引観音へ初詣に行ってきました。

桜川市

桜川市にある雨引観音(雨引山楽法寺)へ初詣に行ってきました。

雨引観音は、用明天皇2年(587年)梁の国人の法輪独守居士によって開かれ、厄除延命安産子育の霊験あらたかな延命観世音菩薩(国指定重要文化財)を本尊佛としておまつりしている、坂東観音霊場第二十四番札所の名刹です。

かなり歴史のあるお寺なんですね。


聖武天皇、光明皇后の帰依が厚く、その後、弘法大師によって真言宗の道場となったそうです。現在は安産子育ての霊場として広く知られる関東屈指のお寺です。

他にも厄除けや金運のご利益があるとしても有名なお寺ですが、今回の僕の目的はこちら

延命長寿

実は雨引観音には延命水なるものがあり、毎年祖母を連れて延命水をいただいているんです。

延命水とは

 用明天皇の2年(588)梁の人、法輪独守居士は、本尊延命観世音菩薩を棒持して 当山に登ってこられ、しばし休まれたところ、本尊の御袖から滴り落ちた水が泉となって 涌きかえったので、この泉をご本尊の御名にちなんで延命水と名づけ奉ったと云われています。 この霊泉の水を飲むとき観世音菩薩の霊力がその身に加わって、 延命長寿の功徳を頂戴出来るといわれており、遠近各地より延命水拝受の参詣者が絶えません。又、この霊泉はいかなる旱魃にも水渇れることなく、 千四百余年の今日に至るまで清らかな浄水をたたえて、参詣者に御利益を与えています。

古歌に

ひとしずく
  手にむすびなば 雨引の
    命を延ばす 薬井の水

と詠ぜられており、広大無辺な観世音菩薩の大慈悲心を、この延命水が具現していることを示しております。


延命水は本堂から坂を下って山の中に湧き出ています。

これが結構急なんです。距離は短いのですが、高齢者にはなかなか大変。
祖母も降りるのに一苦労でした。

そのまま進むと、見えてきました!延命水ポイント。
今はきれいに整備されていますが、昔は本当に湧き水がそのまま流れている感じだったんですよね。

先客は、ペットボトルで延命水をもらいに来ていました。


ありがたいですね。

今回は祖母を連れての延命長寿祈願でしたが、雨引観音は桜、あじさい、紅葉などでも有名なお寺です。

また、敷地内には孔雀も自由に歩いているので写真を撮りながらゆっくり散策を楽しめるお寺でもあります。

次回はゆっくい散策してみようかな。

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雨引観音(雨引山楽法寺)
住所:茨城県桜川市本木1
ホームページ:http://www.amabiki.or.jp/

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